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 同じころ。ガタタン、ゴトトン……南満州鉄道の揺れる車内に猿田博士の姿があった。時が巻き戻ったときは満州国にいたため、麗奈の様子を窺(うかが)おうと上海に戻るところなのだ。だが列車がカーブに差し掛かり、巨大な夕日が大地いっぱいに現れると、急にカッと目を見開き、

「いや、待て……。この世のどこかに、火の鳥の力を使い、歴史を改変しようとする無数の者たちが存在しておる気がするぞ。こうしてはおられん……。わしはマリアさんの意志を継ぎ、鳥の首を守らなくてはならん!」

 と決意する。そして行き先を変え、旅の手配をし、タクラマカン砂漠へ向かった。

 猿田博士は苦労の末、楼蘭王国…

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