拡大する写真・図版映画「ケアニン~こころに咲く花~」のワンシーン (C)2020「ケアニン2」製作委員会

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 介護現場で働く新人介護福祉士らの奮闘や葛藤を描いた映画「ケアニン」が、息の長い人気を集めている。劇場公開が始まって3年たつが、自主上映会は国内外で1200回を超える。第2弾が今春に公開され、製作側は各地での上映会開催を呼びかけている。

 ケアニンは介護・医療従事者をさす造語。介護への親しみや魅力を多くの人に感じてもらえる映画をつくるにあたって、映画プロデューサーの山国秀幸さん(53)が考えた。

 2017年に公開された第1弾の「ケアニン~あなたでよかった~」は、小規模施設で働く主人公の新人介護福祉士の大森圭が認知症のお年寄りと向き合う物語。山国さんが介護施設に取材し、原作を手がけた。

 劇場公開された後に製作側が自主上映会の開催を募ると、介護施設や福祉系大学などが手を挙げた。「介護職の初心を思い出した」「仕事への誇りと意欲を学生が持ってくれた」などと反響が寄せられた。口コミやSNSで評判が広がり、台湾や香港でも上映された。約3年間で1263回、延べ約11万5千人が鑑賞した(8月現在)。

 予想を超える反響を受け、山国…

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