ロンドン=遠田寛生
新型コロナウイルスの影響で東京オリンピック(五輪)に向けて練習できない選手たちを支援しようと、ブラジル五輪委員会が7月中旬からポルトガルで「避難合宿」を開いている。ポルトガル政府と交渉し、特別に入国許可をもらい、すでに90選手が参加。12月までで計約200選手を呼ぶ計画だ。
3日時点で感染者が390万人以上、死者12万人以上が出ているブラジル。リオデジャネイロにあるブラジル五輪委のトレーニングセンターは7月20日、約4カ月ぶりに再開したが、利用者数は限られている。
そこで国外合宿案が立ち上がった。いくつか検討して決めたのが、母国語が同じで、感染状況が落ち着いているポルトガルだ。リスボンではサッカー男子の欧州チャンピオンズリーグ(CL)も8月に開催された。
競技によって拠点は異なるが、大半がいるリオマヨールはリスボンから北へ約80キロの人口約2万1千人の小さな街で、8月下旬時点で現地報道では感染者が出ていない。ポルトガル五輪委や各自治体の協力により、出国と入国時に受けたPCR検査で陰性が確認された者はプロ活動枠で入国が許された。
リオマヨールの施設はポルトガ…
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