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 国の観光支援策「Go To トラベル」の対象から東京だけが除外された今夏、自然豊かな西多摩地域が大勢の観光客らでにぎわった。その混雑は、奥多摩町では夏休みを過ぎても続く。影響は地元の人たちの生活にも及んでいる。

 JR奥多摩駅付近から日原街道を約10キロ入った山中にある日原鍾乳洞。8月26日、管理・運営する日原保勝会の黒沢庄悟会長(63)らが終日、車を誘導していた。「今夏は都内ナンバー、特にレンタカーで来る学生さんたちが多かった。お盆を過ぎてもこれほど混雑するのは初めてです」。車での来場者は例年の8月後半の1・5倍以上だ。

 日原街道は昨秋の台風19号の被災から復旧工事中で、道幅が狭まっている箇所もある。同17日には激しい渋滞が起き、路線バスや介護サービスの車も巻き込まれた。西東京バス(八王子市)の担当者は「続く午後の2便は運休せざるを得なかった。今夏、車の渋滞でバスが遅れる状況は檜原村などでもあった」と話す。

 町と保勝会は翌18日から、鍾乳洞付近の駐車場約100台分の満車が見込まれる時点で、鍾乳洞へと向かう道への車の進入を制限した。途中でUターンしてもらった車は4日間で延べ870台。保勝会の原島二三和(ふみかず)事務局長(56)は「申し訳ないが、救急車も介護の車も通れない状況では地元が困り、ご理解いただくしかなかった」と振り返る。入場制限があっても、鍾乳洞の8月の来場者数は計3万8329人で、昨年8月の3万2235人を上回った。

 町によれば、奥多摩湖の「水と…

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