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 静岡県富士市は3日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用が減っている地域公共交通を支援するため、回数券やICカード、高齢者向け定期券が最大6割引きになる補助事業を実施すると発表した。予算約1400万円には国の臨時交付金を充てる予定。

 「市内公共交通共通回数券」はバス、岳南電車、タクシーで使用でき、2千円分が千円。10月1日から計1万冊を販売する。「高齢者向け路線バス定期券」は富士急静岡バス、山梨交通の路線バス乗り放題定期券が2割引き。今月20日から計350枚販売。全国のほとんどの公共交通で利用できる「PASMO(パスモ)」は2500円分(デポジットを含め通常は3千円)を千円で、20日から500枚販売する。いずれも購入は市民限定。

 市外でも利用できるPASMOは市内事業者の支援につながらない懸念もあるが、市では「路線図や時刻表を配って市内利用を呼びかける。ICカードの普及で将来的な利用拡大にもつながる」としている。販売場所などの確認は、市のウェブサイトか各事業者へ。(六分一真史)