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 薄茶色の袋に鼻を近づけると、独特の香ばしい香り――。島根県奥出雲町の酒造会社「奥出雲酒造」が7月から、米ぬかを利用したレジ袋「米ぬかECOバッグ」の販売を始めたところ、全国から注文が相次いでいる。エコバッグとして繰り返し使えるほか、米ぬか由来の抗菌作用で食べ物の保存や生ゴミを入れる消臭袋にもなるという。

 同社は大正時代から続く酒造会社を町が2004年に買収し、「仁多米」「奥出雲」の銘柄で知られる。「米の里、奥出雲の酒造ならではの原料、技術で環境保護に寄与したい。そういう思いで開発しました」と寺戸史浩・統括営業部長(44)は話す。

 バッグの原材料は、奥出雲町で栽培される酒米やコシヒカリを精米する過程で出る米ぬかが2割、残りの8割がポリエチレン。米ぬかは家畜の飼料などに用いてきた。

 衣料品などの検査機関に、バッグに菌を載せた場合の24時間の培養数を調べてもらったところ、試験片に比べて黄色ブドウ球菌が4分の1以下、大腸菌が6分の1以下だったという。寺戸さんは「米ぬかの効果で内部で菌が繁殖する恐れが低く、清潔に保てる。野菜や肉を保存する際も腐りにくい。消臭効果もあります」という。

 レジ袋の有料化が決まった昨年…

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