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 千葉県印西市の市立中学校全9校で3日、給食に出された総菜パンに黒い斑点が見つかったことがわかった。市教育委員会によると斑点はカビで、約600人分に見つかり、一部生徒が食べてしまっていた。4日午前9時までに、食べた生徒16人が腹痛や下痢などの症状を訴えているという。

 パンは千葉市内の業者が8月31日に製造した「たまごサラダパン」で、9校に計約2700人分が配られた。異常に気付いた教員らが食べないよう生徒に注意したが、すでに生徒約1460人が食べていた。2校では生徒が食べる前に校長が気付いて止めたという。

 斑点は、配られたパンの約2割に当たる582人分で確認された。給食センターが改修中のため、市教委は給食業者に外注。パンはさらに別業者が請け負っていた。市教委は当面、献立からパンを外してごはんなどを出すことにした。別の給食センターが担当する市立小学校に影響はなかった。

 市教委は今後、すべての生徒たちの健康状態を把握した後、カビがついた経緯を調べる。保護者には3日、一斉メールで知らせたという。(上田雅文)