バレエダンサー・振付家の深川秀夫さん死去 世界で活躍

 深川秀夫さん(ふかがわ・ひでお=バレエダンサー、振付家)が2日、間質性肺炎で死去した。73歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は兄清治(きよはる)さん。

 65年、ブルガリアのバルナ国際バレエコンクールに入賞し、70年には最高位に。69年、モスクワの国際バレエ・コンクールでニジンスキー賞を受け、ドイツのバレエ団を中心にトップダンサーとして世界的に活躍した。80年に帰国し、のちに振付家デビュー。帰国後はフリーで名古屋を拠点に活動した。「コッペリア」「白鳥の湖」といった古典にウィットに富んだ視点を加え、「ガーシュイン・モナムール」など、ダンサーの魅力を最大限輝かせる新作の数々を日本各地のバレエ団に提供した。ローザンヌ国際バレエコンクールや米ジャクソン国際バレエコンクールなどの審査員も務めた。08年、橘秋子賞特別賞受賞。