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 米誌アトランティックは3日、トランプ米大統領が2018年11月にパリ近郊にある米軍兵士の墓地を訪れる当日の朝、「なぜ私が墓地に行かないといけないのか? 大勢の負け犬が埋まっている場所だ」と述べ、訪問中止を決めていたと報じた。トランプ氏はこれまで愛国心の重要さを訴え、米軍を最も愛する大統領として振る舞ってきただけに、大統領選直前の今回の報道は大きな痛手だ。

 同誌が複数の関係者の話として伝えた。墓地は第1次世界大戦で戦死した米海兵隊員のもの。トランプ氏は戦死した1800人超の海兵隊員を「間抜けども」とも呼んだという。トランプ氏は訪問中止を「雨でヘリコプターが飛行できなかった」と説明していたが、実際は雨で髪形が乱れるのを嫌がったためという。

 トランプ氏は同誌の報道を「完全にウソだ」と全面的に否定。大統領選の民主党候補のバイデン前副大統領は4日の記者会見で「もし(トランプ氏の)言葉が本当ならば、彼はすべての米軍兵士に心から謝罪しなければいけない」と強い口調で批判した。(ワシントン=園田耕司)

【動画】トランプ氏vsバイデン氏。2020米大統領選のゆくえは?