三重)「ふね遺産」に認定 旧市川造船所の資料6万点

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安田琢典
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 三重県伊勢市が所有する旧市川造船所の資料約6万点が、日本船舶海洋工学会の「ふね遺産」に認定された。認定事業は2017年に始まり、今年の第4回分を含めると、歴史的、学術的に価値が高いとされる資料や関連設備など計32件が選ばれている。県内で認定されるのは初めてという。

 市教育委員会文化振興課によると、認定された資料は、1858(安政5)年から1978年にかけて作られた船の設計図や大工道具など計6万2080点。1878年に国内で初めて造られたエンジン付き西洋型帆船「松坂丸」の設計図面も含まれている。

 かつて造船の町として栄えた伊勢市大湊地区にあった市川造船所は、1702(元禄15)年創業とされ、日本初の南極探検船「開南丸」のベースになる船を造るなど、日本の造船史で大きな役割を果たしてきた。戦後も造船を続けたが、1978年に倒産。その後は社名を変え、2006年まで船を造り続けた。

 市教委は14年に造船所の労…

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