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 日産自動車への融資に巨額の政府保証がついた。異例の支援策の舞台裏を探ると、世界を同時に襲ったコロナ危機の深刻さと、限られた時間内での巨大企業支援の難しさが浮かび上がる。

 緊急事態宣言さなかの5月、東京・大手町の日本政策投資銀行本店で、オンラインによる経営会議が開かれた。日産への支援策を話し合うためだ。大企業向けの危機対応融資を担う指定金融機関の政投銀には、大手企業から申し込みが殺到していた。

 日産はカルロス・ゴーン前会長の下で拡大路線を続け、過剰投資から収益が悪化。さらにコロナ禍が業績悪化に拍車をかけていた。

 内田誠社長の下、5月末に構造改革を盛り込んだ中期経営計画(中計)をまとめる予定だった。中計は銀行が融資を判断する重要な指標。政投銀は日産に中計の提示を求めた。

 日産側から「まだ策定前」と新…

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