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 任天堂が携帯ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」をカラー画面にして復刻する。「スーパーマリオブラザーズ」など3種類のゲームが遊べる。11月13日に売り出し、来年3月末までの期間限定生産。税込み5478円。

拡大する写真・図版任天堂がカラー版で復刻し、発売するゲーム&ウオッチ。画面は「スーパーマリオブラザーズ」=同社提供

 3日夜に公式サイトで予約の受け付けを始めた。ただすぐに「完売」し、ネット販売分は4日朝に打ち切った。11月13日以降は店頭にも並ぶ見込みだ。

 初代のゲーム&ウオッチは1980年に誕生し、今年は「スーパーマリオブラザーズ」の発売35周年にあたる。その記念で復刻が決まった。復刻版ではスーパーマリオの1と2、ゲーム&ウオッチの1作目「ボール」のマリオ版を内蔵している。初代は1機種1ゲームしか遊べず、価格は5800円だった。これまでにも白黒版で復刻されたことがある。

 ゲーム&ウオッチは今の任天堂の原点の一つだ。

 1889年に京都市で花札製造会社として創業した任天堂は、70年代にレジャー施設用の電子玩具を出したが失敗し、経営不振に陥った。その窮地を救ったのが、デジタル時計の技術を応用したゲーム&ウオッチだった。「オクトパス」など50種類以上が発売され、世界で4300万台以上が売れた。その後、83年にはファミリーコンピュータ、89年には携帯型のゲームボーイを発売し、今の任天堂につながる路線を確立した。(森田岳穂)

拡大する写真・図版任天堂が1980年に発売した同社初の携帯ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」