カショギ氏殺害事件、8人に禁錮刑 死刑判決を撤回

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ドバイ=伊藤喜之
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 トルコ・イスタンブールサウジアラビア総領事館で2018年10月にサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された事件で、サウジ外務省は7日、殺害に関わったとされる8人に対して裁判所が7~20年の禁錮刑を言い渡した、と明らかにした。昨年12月には5人に死刑判決が下っていたが、撤回して減刑された。

 サウジ外務省が公式ツイッターに投稿した発表文によると、判決は禁錮20年が5人、同10年が1人、同7年が2人。氏名や肩書は明らかにしていない。減刑の理由は、カショギ氏の息子らが今年5月、「赦(ゆる)しを与える」と表明したためとみられる。

 カショギ氏の婚約者、ハティージェ・ジェンギズさんは「判決は完全に不当なもの」とツイートし、「誰がジャマルの殺害に責任があるのか、世界が真実を知ることなく幕引きにしようとしている」とサウジ政府を批判。カショギ氏の遺体はまだ見つかっていない。

 事件を調査したカラマール国連特別報告者も「判決には法的・道義的な正当性はない」とツイートし、批判した。

■殺害命令 皇太子は「絶対に…

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