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 トランプ米大統領は7日の記者会見で、中国との経済関係の切り離し(デカップリング)に言及した。「興味深い言葉だ。我々は何十億ドルも失っているが、中国とビジネスをしなければ、この何十億ドルを失うことがなくなる。これはデカップリングと呼ばれるもので、皆さんも考えるようになるだろう」と話し、中国との通商による損失を避けるために、経済を切り離すのも選択肢だと示唆した。そのうえで、「米国を製造業の超大国にする。デカップリングであろうと大規模な関税であろうと、中国への依存を終わらせる」と強調した。

 トランプ氏は大統領選挙をにらんで対中強硬姿勢をアピールしている。この日の会見では民主党候補のバイデン前副大統領について「中国はバイデンが大統領になることを望んでいる。そうなれば、米国は中国のものになる」と訴えた。

 トランプ氏は6月にもツイッターで「米国は中国との完全なデカップリングという選択肢を保持している」と投稿している。(ワシントン=大島隆)