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 元アスリートや大学教授、ジャーナリストらで作る日本スポーツ学会が10日、東京五輪の開催意義を見つめ直し、前向きに考える動画の配信を始めた。長田渚左代表理事は「世界中がコロナで苦慮している中、追加費用の問題もあり、五輪をやっている場合か、という声も聞く。だが、あえてこの時期に、開催へ向けて知恵を絞っていきたい」と話している。URLはhttps://www.sports-gakkai.jp/別ウインドウで開きます

拡大する写真・図版柔道の創始者でアジア初の国際オリンピック委員だった嘉納治五郎

 動画は2本で、1本は「嘉納治五郎だったら2020年東京大会をどうするのか?!」。真田久・筑波大教授が、柔道の創始者でアジア初の国際オリンピック委員会(IOC)委員として、開催されなかった1940年の幻の東京五輪招致を成功させた嘉納の心境を、23年の関東大震災からの復興を目指していた当時の状況と絡めて考察する。

拡大する写真・図版元NHKアナウンサーの刈屋富士雄さん

 もう1本は元NHKアナウンサーとして夏季、冬季で16回の五輪取材、報道に携わった刈屋富士雄さんの「刈屋富士雄 2020年東京大会へのロードマップ」。2004年アテネ五輪の体操男子団体で、日本が28年ぶりに金メダルを獲得した際の「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ」の実況で知られる刈屋さんが経験を踏まえ、五輪の意義などを語る。

 日本スポーツ学会は、IOCなどに対して五輪、パラリンピック期間中の「オリンピック休戦」を呼びかけているほか、1980年モスクワ五輪の幻の日本代表を2020年大会の聖火ランナーに推薦する署名活動もしている。(竹園隆浩)

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