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 爪痕を残し過ぎ去った台風10号。8日に行われた長崎県災害対策本部の会議では、世界遺産を含む文化財14件の被害も報告された。県は「今後も随時報告が上がってくると考えている」としており、被害件数はさらに増えそうだ。

 台風一過の8日。世界遺産・大浦天主堂(長崎市南山手町)には、この日もカメラを手にした観光客が訪れていた。青空に白い外壁が映えるが、屋根には飛んで割れたとみられる瓦が散乱し、一部は下地がむき出しになっていた。

 江戸時代の禁教下で信仰を続けた長崎の潜伏キリシタンが、神父に信仰を告白した「信徒発見」の舞台となった象徴的な遺産。その屋根瓦が強風で約50枚飛ばされた。雨漏りなど屋内への被害はなかったが、隣接するキリシタン博物館の内島美奈子学芸員は「早く直さないと」と話した。

 同様の被害はほかの世界遺産でも。8日午後時点で8件が確認された。

 大浦天主堂と同じくキリシタン…

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