[PR]

 「ハコスカ」で知られるスカイライン2000GT―Rなどの往年の名車や、いま人気のセレナ、リーフがずらり。龍屋(たつや)物産が7月、日産自動車監修でこんな「新型カキノタネ」を売り出すと、途端に人気商品になった。「日産」の語呂合わせで23車種、さらに地元の神奈川県伊勢原市のシンボル「大山(おおやま)」を加えた計24種類の形のカキノタネが、ビール缶の形をしたPET容器に入っている。

 商品開発のきっかけは、地元経済界や市などによる「伊勢原うまいもの遺産創造委員会」。お土産になる特産品を生み出そうという集まりだ。ここで高橋範行商品部長(44)と、地域貢献を探る日産テクニカルセンターの関係者らが意気投合。昨夏にプロジェクトが始まった。

 日産側の中心となったグローバルデザイン本部の杉野元さん(47)は「試行錯誤の繰り返しだった」と話す。最先端技術を担う総合研究所の技術者らも参加し、新潟県の米菓メーカーの工場に一緒に通い詰めて、生地から24種類の形を一気に型抜きできる円筒形の金型を開発した。日産側にとっても米菓は初挑戦。生地をフライパンで焼いて、水分量などのデータ集めから始めたという。思い通りの形に焼き上げるには、どの形も乾燥による縮みや焼く際の膨張による変形を逆算した精密な金型が必要だからだ。

 「こんなの絶対に無理」。最初、米菓メーカーにはそう言われたと高橋さんは振り返る。「でも、できないものをやるから面白い。完成するとみんなで飛び上がってハイタッチしました」。店頭では新商品を手に「昔、この車に乗っていたんだ」などと懐かしそうに話す人の姿も見られる。3種類のパッケージのデザインも日産が手がけた。

 高橋さんは商品開発一筋。高級…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら