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 県は、県内の主要24宿泊施設の7月の宿泊客数が5万893人(前年同月比75%減)だった、と発表した。前月の約2倍でコロナ禍から回復傾向にあるが、これまでにはほど遠い状況だ。

 今年の24施設の宿泊客数は、1月17万8880人(同4%減)▽2月13万3313人(同24%減)▽3月4万1816人(同81%減)▽4月7964人(同96%減)▽5月7392人(同96%減)▽6月2万2111人(同87%減)。4、5月が底で、そこから2カ月連続で回復した。

 地域別の7月宿泊客数は、ベイエリア・東葛飾1万6354人(同86%減)▽北総4552人(同76%減)▽九十九里5541人(同59%減)▽南房総2万4446人(同58%減)。回復傾向にはばらつきがあり、特に毎月10万人前後が泊まっていたベイエリア・東葛飾地域の低迷について、県観光企画課は「東京ディズニーランドとシーの入場制限が減少要因」と分析する。

 同課は、8月は「お盆の時期の入れ込みがよかったと聞いている。いい数字が期待できそう」。ただ、9月はコロナの感染再拡大の影響を懸念する。大型バスを利用した団体客は減ったままで、外国人旅行者の減少も響いており、「本格的な回復はまだ先」とする。

 一方、国立歴史民俗博物館(佐倉市)や鴨川シーワールド(鴨川市)など、主要43観光施設に訪れた人は、41万5292人(同33%減)だった。こちらも、4月の10万5763人が底で、そこから3カ月連続で増えている。

 地域別では、ベイエリア・東葛飾16万6410人(同22%減)▽北総5万608人(同32%減)▽九十九里3万2469人(同53%減)▽南房総16万5805人(同36%減)。4地域の中では、九十九里地域の回復が遅れている。(高室杏子)

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