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 海外を拠点としたアダルト動画販売サイトの運営者らが検挙された事件で、愛知県警などは、このサイトへの出品者の一部についても、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)の疑いで強制捜査に乗り出す方針を固めた。

 海外にサーバーを置く児童ポルノサイトの捜査は困難とされていたが、県警は6月、新型コロナウイルスの影響で運営者が帰国したことなどから、全国で初めて強制捜査を実施。約2万人分の会員名簿やパソコンなどを押収した。出品者や購入者ら200人超から相談や自己申告が警察に寄せられていた。

 県警は、身体の発達状況などから18歳未満とみられる画像や動画について、売買記録などを捜査。容疑が固まり次第、9日にも出品者の男1人を逮捕し、今後は購入者についても同法違反(単純所持)容疑で立件する方針とみられる。

 県警などは6月、動画販売サイト「AV(エーブイ) Market(マーケット)」などで児童ポルノの画像を販売したとして、サイトの運営者ら3人を同法違反(提供)容疑で逮捕。3人は同罪について不起訴処分とされ、わいせつ電磁的記録等送信頒布罪で起訴された。(村上友里)