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 京都・東山の南部には、皇室との深いゆかりから「御寺(みてら)」と呼ばれる泉涌寺(せんにゅうじ)と、紅葉で名高い東福寺の二つの大寺院が並び立つ。秋の京都非公開文化財特別公開では、その両寺と周囲の塔頭(たっちゅう)で、ふだんは間近に見られない貴重な仏像が多数公開される。祈りに触れる秋の仏像巡りへ、いざ。(久保智祥)

仰ぎ見る大仏は運慶父子の作

 泉涌寺道の坂を上り、総門をくぐると左手にあるのが泉涌寺の塔頭、戒光寺(かいこうじ)(公開は10月12日~11月1日)だ。

 本堂に入ると思わず息をのむ。身の丈約5・4メートル、台座から火焰(かえん)の光背も入れると、約10メートルもある極彩色の大仏様がそそり立っているのだ。

 鎌倉時代の仏師、運慶・湛慶父子の合作という釈迦如来立像(しゃかにょらいりゅうぞう)(国重要文化財)。細長い目や波状形の流麗な衣文(えもん)、長い爪といった宋風の特徴を帯びる。特別公開では、内陣から間近に参拝できるので、大きく前に傾いた迫力ある姿勢がよくわかる。

 「鎌倉時代の1228年、後堀…

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