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 1年半の英国留学を経たウエンツ瑛士が、「わたしの耳」(新国立劇場小劇場)で帰国後初の舞台に出演している。己を見つめ直した人気タレントが手にした「土産」も併せて聞いた。

拡大する写真・図版ウエンツ瑛士さん=外山俊樹撮影

 ――なぜ留学先が英国だったのでしょう。

 どうしてかと言えば、イギリスが一番好きで。演劇ももちろんそうですけども、前に行ったときに、ホントに過ごしやすくて、ここで1年2年と過ごしたらどういうことがあるんだろうなとか。あとはイギリスの作品が、今回も(作が)ピーター・シェーファーですけども、振り返ってみればだいたい好きだった作品がそっちだったな、とか。あとニューヨーク行ったときにあんまり面白くなかったな、とか。

ドラマの表現を取り払う

 ――演劇を学んで印象に残ったこと、心掛けていること、ショックを受けたことは。

 レッスンを受けてる生徒たちは僕を含め、全員がイギリス人ではないし、そうすると当然表現方法も違うし。僕が日本のテレビドラマの中で表現をしてたものが早々に取っ払われちゃう感じですよね。見たことないよな、でもその人たちはそれが普通だ。表現方法って多岐にわたるって、実際に目の前で見て思うことがたくさんあった。帰ってきて「こういう台詞(せりふ)だから怒ってるだろうな」となったときに、どういう方法があるか止まって考えることは今の方ができてると思います。実際に演技がいいかはわからないですけどね。

 ――表現について覚えていることは。

 単純に「ごめんなさい」って言葉って、向こうの台本にそんなないですよね。明らかに日本とは文化が違うから。たとえば「ソーリー」って台詞があったとして、頭下げたら「それ何?」ってなるわけだし。でも、そのソーリーって台詞を日本ではごめんなさいに翻訳してやってるわけじゃないですか。頭下げる芝居じゃないはずだけどそれをどういう風に表現するのかとかを考えました。

 言葉の持ってる力がそもそも違う。日本でやってたミュージカルを向こうで翻訳せずにそのまま授業でやったときに、全く別物の話になる。そりゃ大きくは違わないですけど。そこに疑いを持ってなかったことに、自分がビックリしたっていうのはありますよね。

 ――留学での収穫、つかんだも…

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