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 舞台「ボクの穴、彼の穴。」で2人芝居を演じる宮沢氷魚(26)。戦場の塹壕(ざんごう)に取り残された兵士の役で、別の塹壕には敵の兵士がいるが、姿は見えない。「見えない敵」におびえる心情が、コロナ禍の今と重なるといいます。ロングインタビューにこたえてくれました。

拡大する写真・図版宮沢氷魚=村上健撮影

 ――2016年に初演された作品。コロナ禍のいまと重なるところとは。

 作品のベースにあるのは、「見えない敵と闘う」ということ。ぼくたちにとって、コロナもほかの病気も、人種差別、災害、SNSの誹謗(ひぼう)中傷も、どれもはっきりとは見えない敵のような気がしている。みんなが同じ経験をしている今だからこそ、互いに向き合うことが必要だと思います。

 外出自粛期間中は、人とあんまり話さなくなって、表にも出られないし、1人になるのはすごく簡単なような気がした。ネットで買い物もできるし、情報も手に入る。全部1人で完結しようと思えばできる時代です。でもそれって、人間としては怖いこと。誰ひとりとして1人では生きていけないはず。誰かと向き合って、交流を持つことは、絶対的に必要だと僕は思う。そういうことを感じながら、この作品を今やる意味があると思います。

拡大する写真・図版宮沢氷魚=村上健撮影

 ――確かに、自粛期間中のこと…

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