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 千葉県の森田健作知事は10日、新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にあるため、5、6人以上での会食自粛要請を撤廃する方針を示した。県内の確保病床数に余裕があることや、東京都内の新規感染者数が減っていることから判断した。この日から実施される。

 県によると、9日時点で入院しているのは186人で、確保している病床663床の28・1%だった。うち重症者は8人で、重症者用の病床54床の約15%となっている。軽症者を受け入れるホテルの稼働率も5・1%にとどまり、医療提供体制に余裕がある、と判断した。

 今後は確保病床数も徐々に減らし、順調に新規感染者が減っていけば、24日ごろには514床まで削減し、一般の患者向けの病床を増やす。森田知事は記者会見で「経済社会も命だ。(感染症対策との)両立を考えないといけない」と話した。再び感染者が増えた場合は、会食の人数制限を再要請することも検討するという。

 県は7月30日、新型コロナの感染者数が再び増加に転じたことを受け、5、6人以上での会食を自粛するよう県民に要請していた。感染者数は都内が増加すると、県内も増える傾向になっていた。(古賀大己)