福島第一、限界迫る汚染水 国は先送り 風評被害いまも

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福地慶太郎、古庄暢、藤波優、桑原紀彦、小坪遊
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 東日本大震災福島第一原発事故から10年の節目まで、11日であと半年となる。日本の屋台骨を揺るがした未曽有の災害に、私たちはどう向き合ってきたのか。思い描いた未来の姿にたどりつけたのか。この10年を俯瞰(ふかん)し、復興の現在地を見つめ直す。

 「根本的な問題解決を先送りせず、国として責任をもって対応策を早急に決定していただきたい」

 8月7日、経済産業省の副大臣室。東京電力福島第一原発を抱える福島県双葉町の伊沢史朗町長は、松本洋平副大臣を前に、たまり続ける処理済み汚染水を最終的にどうするか、これまでにない踏み込んだ言葉で国の判断を迫った。

 水の保管タンクは原発敷地内…

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