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 銀行の預金がNTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて不正に引き出された問題で、高市早苗総務相は11日、「金融機関側でドコモ口座による引き出しをチェックし、被害にあった可能性がないかどうかの確認に努めてもらえたら大変ありがたい」と述べた。

 被害にあっているかどうかの確認を顧客に求めるだけでなく、金融機関側でも積極的に調べるよう促した。

 ドコモ口座と口座をひもづけできる銀行は全部で35行あり、うち11行で計66件の被害が10日までに判明。被害者は、ドコモ口座やドコモの携帯を使っていない人が多そうだ。

 ドコモ側は10日の記者会見で、被害にあっているかを確かめるには、預金者が自分で通帳の入出金記録などを確認するしかない、としていた。

 しかし高市氏は、お年寄りや過疎地の居住者を例に「すぐに確認できない方も多々いる。被害があっても気づくのがずいぶん先になる可能性がある」と懸念を示した。