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 1年ぶりの1軍登板で楽天戦に先発した日本ハムの吉田輝星は、2―3の六回、先頭から四球と安打を許したところで降板した。

 一回、味方打線から2点の援護をもらったが、先頭から四球、右前安打、死球で無死満塁のピンチを背負い、浅村の遊ゴロ併殺の間に1失点。さらに四回1死からは茂木の左中間三塁打と遊ゴロ野選で同点とされ、2死二塁となって小深田に中前への勝ち越し打を許した。

 2年目を迎えた吉田輝はこの日の登板に向け、「昨年より自信がある。ストレートでバンバン押していきたい」と意気込んでいた。

今季の2軍戦では42回3分の2の投球回数を上回る51奪三振を記録していた。「フォームが良くなっている。左足が着いてから、しなりを使ってボールを前で放せている」と、昨季は暴れ気味だった直球をしっかりとコントロールできている手応えがあった。さらにフォークも磨いてきた。「ウィニングショットがあるのがでかい」。追い込んでからの精神面での違いも語っていた。

 しかし、1年ぶりの1軍登板で思うような球を投げられなかった。昨季の1軍登板は4試合。昨年6月に初登板初勝利を飾ったが、その後の3試合は序盤に失点し、四回のマウンドにすら立てずに3敗。4試合で計8四死球を出しているが、すべて一回で、課題とされていた立ち上がりでこの日も一、二回に計4四死球と制球は良くなかった。 生まれ育った東北の地での登板に向け、「初回から失点するのは嫌。チャレンジャーの気持ちで初回からぶっ飛ばしたい。(1軍の打者を相手に)ファームと疲れ方は違うと思うがいけるところまでいきたい」と強い気持ちで臨んでいたが、悔しい登板になった。