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 気象庁は15日午後から、ホームページ(HP)にウェブ広告の掲載を始める。HP運営を年約2・4億円で外部委託しているが、来年2月までのウェブ広告の運用を別の会社に委託。実際の広告収入額に関係なく8700万円を支払ってもらう契約で、全額をHP運営費にあてる。

 同庁HPの昨年の閲覧数は約79億ページビューで、省庁では多い方。詳細な掲載基準を定め、不適切な広告は掲載しないという。現在、ウェブ広告を掲載している中央省庁の公式HPはない中での「挑戦」となるが、担当者は「国民の税負担を少しでも軽減したい」と意気込む。

 ただ、疑問視する声もある。気象庁の職員も入る国土交通労働組合は先月、声明を発表。国民の安全に直結する災害情報を載せるHPが、広告掲載により見づらくなったり操作しにくくなったりする恐れがあると指摘する。(山岸玲)