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 2018年9月に発生した北海道胆振東部地震による厚真町の大規模な土砂崩れで、崩壊した土砂の量が約4900万立方メートルにのぼるとする推定結果を、国立研究開発法人土木研究所の寒地土木研究所(札幌市)が明らかにした。札幌ドーム31個分にあたる。雨で濁水となった土砂が、川を通じてどれくらい海に流れ出ているかなどの影響も調べている。

 土砂量を推定したのは、水環境保全チームの村上泰啓(やすひろ)・主任研究員(58)らのグループ。6月、土木学会の論文で発表した。厚真川上流域約261平方キロについて、地震前と地震後の航空レーザー測量で得られた地形のデータの差から、崩れて高さが変わった所がどれくらいあるか調べた。その結果、崩壊したとみられるのは約4500カ所で、それらを合わせた面積は約28平方キロに及んだ。

 次に、崩れた場所のうち約500カ所を選び、それぞれについて崩れた土砂の深さの平均値を算出。その分布状況をみると、約1・8メートル崩れたところが最も多く、これを崩れた土砂の深さの平均とみて支流ごとに崩壊面積とかけ合わせ、崩れた土砂の量を約4938万立方メートルとはじき出した。深さの推定平均に幅があるため、推定土砂量は1765万立方メートル少ないか、多いことがあり得るとした。

 論文によると、土砂崩壊は表層…

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