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 新型コロナウイルスが急拡大しているフランスで、感染者に求める自主隔離がこれまでの2週間から1週間に短縮されることになった。期間が長すぎると守られず、逆効果だと政府が11日に判断した。

 フランスでは11日、直近24時間の新規感染者が9406人を記録。5月に外出禁止令を解除して以来、最悪の水準だ。

 政府の諮問委員会は9日、2週間の隔離期間について「国民にほとんど守られていない」と指摘。発症から1週間たてば感染力が弱まる傾向もあるとして、政府に短縮を求めた。

 政府は11日の関係閣僚会議で短縮を決定。カステックス首相はその後の記者会見で、隔離期間の短縮について「各自が(決まりに)厳密に従うことが何より重要だ」と述べたが、具体的な監視方法には触れなかった。(パリ=疋田多揚)