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 御朱印ならぬ「御城印(ごじょういん)」集めはいかが――。県内に点在する中世の山城のPRに取り組む鹿児島市の団体「かごしま城郭符普及協会」が、御朱印のお城版にあたる「城郭符」を収める御城印帳の販売を始めた。黒地の表紙に、鹿児島城の御楼門のイラストが金色でデザインされている。

 寺や神社で押印される御朱印はその場で手に入れられることが多いが、山城の城郭符は現地での販売や購入が難しい。そこで同協会は、把握する県内841の山城のうち50カ所の城郭符を代行発行し、1枚300円で販売。これまでに約2千枚が売れ、御城印帳を求める声が出ていたという。

 御城印帳は縦18センチ、横13センチの大きさ。城郭符を最大44枚収容できる。石川県の漆器メーカーに製作を依頼し、表紙は合成樹脂を素材にした近代漆器の技術で仕上げた。御楼門のイラストは姶良市のスケッチ作家浜地克徳さんが描いた。

 同協会長の本田静さん(38)は「鹿児島らしいデザインで、4月にお披露目された御楼門の関連グッズでもある。鹿児島を代表する山城である鹿児島城のPRにもなれば」。

 御城印帳は3800円(税込み)。問い合わせは同協会(099・226・8464)へ。(ライター・知覧哲郎)