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 奈良・東大寺の荘園があったという福井市の上文殊地区で12日、小学生ら約40人が稲刈りをした。約1千平方メートルの田んぼでとれた米のうち、3俵(約180キロ)を寺に届け、残りは学校給食などで味わう。

 稲刈りは、まちづくりに取り組む住民らでつくる「上文殊地区総合開発委員会」の活動の一環で、東大寺に米を奉納する「お米送り」は22回目という。

 上文殊小学校の5、6年生はこの日、委員会や老人会のメンバーに鎌の使い方を教わりながら、黄金色の穂をつけた稲を刈り取った。ほかにも、稲を乾かすために「はさ」に掛ける作業をして忙しく働いた。

 5年の白崎仁菜さん(11)は「稲がスパッと切れて気持ちよかった。おいしいと思うので、早く食べてみたい」と笑顔を見せた。(八百板一平)