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 戦後まもない横浜でカメラを携え、米軍の占領下で変化しながら立ち上がる街や人々を記録した写真家の常盤(ときわ)とよ子さん(1928~2019)。その足跡をたどる追悼展が、横浜都市発展記念館(横浜市中区)で開かれている。

 昨年12月に亡くなった常盤さんは働く女性をテーマにした作品で知られ、美容師や看護師、女子プロレスラー、夜の街で働くダンサー、ヌードモデルなど幅広い職業の女性を取り上げた。なかでも注目を集めたのが、横浜市内にあった売春街の赤線、青線地帯で働く女性を写した作品群だ。

 追悼展を企画した記念館調査研究員の西村健さんによると、こうした女性に目を向けた当初の理由は「親の敵(かたき)」だった。常盤さんは1945年の横浜大空襲で父を亡くした。駐留する米兵にこびを売り、迎合するような日本人女性は憎しみの対象だったという。

 米兵相手にじゃれたり、肩を並…

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