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 第2次世界大戦中、北欧のバルト海に面したリトアニアでナチスの迫害から逃れようとしたユダヤ人に「命のビザ」を発給した外交官・杉原千畝(ちうね、1900~86)。生誕120年とともにビザ発給から80年を迎える今年、千畝を支えた妻幸子(ゆきこ、1913~2008)の故郷・沼津市では、夫妻を顕彰する碑の制作が進んでいる。夫妻が一緒に碑になるのは初めてという。

 「私は人として当たり前のことをしたまでです」「苦しみし二夜は明けぬ夫と我の命かけ救わむ心定まる」。幅1・4メートル、高さ1・6メートルの御影石に夫妻のレリーフとともに、千畝の言葉と幸子の短歌が彫られる。夫妻が好きだったという海辺の景色が広がる沼津港近くの港口公園に建立される。

 碑の建立は沼津在住の有志でつくる「命のビザ・杉原千畝顕彰会」が計画した。海上山長興寺の住職の松下宗柏(そうはく)代表(72)は昨年、禅のセミナーに参加するため、リトアニアを訪問。すると、同国では2020年を「杉原千畝の年」として、複数の記念事業が計画されているのを知った。

 「沼津生まれの幸子さんの支え…

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