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 テニスの4大大会、全米オープン第13日は12日(日本時間13日)、ニューヨークで女子シングルス決勝があり、世界ランキング9位で第4シードの大坂なおみ(日清食品)が、4大大会2度優勝で同27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に1―6、6―3、6―3で逆転勝ちし、初制覇した2018年以来2度目の優勝を果たした。大坂は、19年の全豪オープンをあわせて4大大会通算3勝目。

 第1セットの第1ゲームをブレークされた大坂はリズムをつかめず、このセットを落とした。第2セットも0―2とアザレンカに押されたが、ここから粘りを見せて奪い返した。最終セットは互いに1ゲームずつブレークした後、第8ゲームをブレーク。その後のサービスゲームをキープして押し切った。

 新型コロナウイルスの影響を考慮し、今大会は同1位のアシュリー・バーティ(豪州)や同2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)ら一部のトップ選手は出場を見送った。大会は無観客で開催。選手には、試合会場への行き来の際はマスクの着用を義務づけるなど、感染防止対策が取られた。

 人種差別への抗議の意を示すため、大坂は今大会、1回戦から決勝までの試合数にあわせた7種の黒のマスクを準備した。それぞれのマスクには、被害を受けた黒人の名前がプリントされ、大坂は試合ごとに異なるマスクを着けてコートに入場。決勝では、海外メディアによると、14年にオハイオ州で白人警官に射殺された12歳の黒人少年のマスクを着けて現れた。

大坂なおみの4大大会成績

2018年 全米優勝

2019年 全豪優勝、全仏3回戦、ウィンブルドン1回戦、全米4回戦

2020年 全豪3回戦、全米優勝

※新型コロナウイルスの影響で2020年はウィンブルドンが中止、全仏は5月開幕予定が9月下旬開幕に延期。