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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕から、もうすぐ1年が経つ。初の8強進出を果たした日本代表はこの秋、新設される国際大会への招待を受けていたが、参加を断念。年内の活動を見送ることになった。1年前の躍進で国際的な評価を高めた日本ラグビーにもコロナ禍の影響は重くのしかかっている。

 参加を断念したのは「オータムネーションズ・カップ」。W杯準優勝のイングランドなど「欧州6カ国対抗」の参加チームに日本とフィジーを加え、11~12月に欧州で開かれる計画だった。コロナ禍の打開策として国際的な大会再編が議論される中、W杯で実力と人気が認められた日本なら商業的に価値を生み出せる、と参加を打診されていた。

 複数の日本ラグビー協会幹部によると、9月から国内で合宿する予定だったが、約2カ月間のチーム作りでは準備不足の懸念がぬぐえなかったという。スポーツ庁からは、大会から帰国後2週間は自主隔離となるルールを守るように伝えられていた。ゴルフやテニスなど他競技の選手にも同様の措置はとられるが、シーズンオフを海外の出身地で過ごす選手やスタッフが多く、かつ大人数での集団行動が不可欠なラグビーの場合、遠征はより難しくなる。

 国内への影響も大きい。大会終了後の12月上旬に帰国して2週間の自主隔離となった場合、代表選手の所属チーム合流は年末。来年1月開幕予定のトップリーグに出遅れる可能性が高い。その成績は2022年に始まる新リーグの編成に影響するとされる。ある協会幹部は「国内リーグは強化の基盤。公平性の観点からも秋の代表活動を控えるのは妥当」と話す。

 ネーションズ杯は日本に代わり…

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