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 テニスの全米オープン・女子シングルスで大坂なおみ選手が2回目の優勝を果たしたことを受け、祖父で北海道根室市在住の大坂鉄夫さん(75)が13日朝、報道各社の取材に応じ、自宅前で「心臓が悪くなる試合。もうこんな孫は持ちたくない、とも思ったが、最後はうれし泣きですよ」と笑顔で語った。

 全米女子の決勝ではめったにない、第1セットを取られた後の逆転劇に「2年前の初優勝から精神的に成長している。全然違う」。人種差別に抗議するマスクを着けてコートに入場したことには、「暴漢とか過激な人もいるので、心配もあった。でも彼女なりの正義に向かってしたこと。今は勇気があって偉いなあと思います」と話した。

 根室市はこの日、優勝を祝う垂れ幕を市庁舎に掲げた。石垣雅敏市長は、「コロナ禍の中、強い気持ちで試合に臨む姿が日本全国に勇気と希望を与えた」とするコメントを出した。(大野正美)