菅義偉官房長官が14日、自民党総裁選で新総裁に選出され、新首相就任が確実となった。「ポスト安倍」の日本の外交安全保障政策はどうあるべきか。東アジアの安全保障政策に詳しい米ランド研究所のジェフリー・ホーナン研究員が朝日新聞に寄稿した。
日本の次期首相に見込まれる菅氏は、国内的には経済再生と新型コロナウイルス対応に集中することになるだろう。だが、外交防衛政策においては何が優先されるだろうか。私は、次の三つが最優先課題になると考える。
一つ目は、日米関係のマネジメントだ。強固な同盟の絆があるゆえ、簡単に聞こえるかもしれないが、最近はトランプ政権が同盟国に駐留米軍経費の大幅な負担増を要求するなど、関係が難しくなっている。
安倍晋三首相はトランプ氏との…
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朝日新聞国際報道部