安倍龍太郎
菅義偉官房長官が14日午前、「最後」の官房長官会見に臨んだ。自民党総裁選の結果が同日午後に判明し、新総裁への選出が確実視されているためだ。2012年12月末の第2次安倍政権の発足以降、こなした会見は、災害・危機対応時の臨時を含めて3213回を数えた。菅氏は振り返りを問われ、「ひとつが終わるとまた新しい課題がくる。それが国家運営だと痛切に感じている」と話した。
菅氏は記者に問われる形で、「総裁選の結果いかんでは本日午後以降、官房長官会見に臨むことがスケジュール上、難しくなる」と述べた。官房長官としての在職日数は14日現在で、2820日。16年7月に森、小泉両内閣で官房長官を務めた福田康夫氏の1289日を抜いてから最長記録を日々、更新してきた。
14日の会見では、約7年8カ月の在職中の振り返りを問う質問が多くを占めた。「官房長官を辞めたいと思ったことはないか」との質問には「何回もある」と本音を漏らした。とりわけ、安全保障法制をめぐる国会対応では苦労があったとし、「眠れないようなことがたびたびあった」と話した。
一貫して政権の危機管理を担い…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:430文字/全文:892文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞官邸クラブ