城下一望「誇らしい」 復興のシンボル、来春にも公開 

白石昌幸
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 2016年4月の熊本地震で瓦が崩落するなどの大きな被害を受けた熊本城熊本市)の大天守内部が14日、報道陣に公開された。内装工事をほぼ終え、今後は展示物などを搬入し、来春には一般公開される予定という。

 熊本城総合事務所によると、熊本地震では熊本城の大天守のほか、石垣や重要文化財建造物が崩れる被害が出た。市は熊本城を「復興のシンボル」と位置づけ、天守閣の復旧工事に取り組んでいる。

 この日は耐震補強工事が施された通路や、お年寄りや障害者も大天守からの眺めを楽しめるように新設されたエレベーターが公開された。最上階の6階からは城下を一望でき、阿蘇山まで見渡すことができた。

 熊本城総合事務所の網田龍生所長は「熊本城の天守からの眺めは誇らしい気持ちになれる。早く市民・県民に見ていただき、熊本地震からの復興が進んだことを実感してほしい」と話した。(白石昌幸)