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 「カメをもっていった人へ」。西鉄バス北九州の八幡自動車営業所(北九州市八幡西区)前の池のほとりに、こんな言葉で始まる手紙が貼り出されている。営業所に勤めるバス運転手の男性(53)が長年育ててきたクサガメ2匹が7月にいなくなった。手紙に込めた思いとは――。

 2匹が営業所にやって来たのは5年ほど前だ。かつてカメを飼っていた男性が、営業所の玄関横で水槽に入れて面倒を見始めた。水槽内に人工芝などで陸地や、日陰にするトンネルを作った。

 そのうち同僚の運転手もえさをやるようになり、「人が近づくと寄ってくるようになった」という。筒井真治所長は「2匹は皆にとって癒やし」と話す。

 7月26日、池に移した。当初は5センチほどだった体長が約12センチになり、水槽が狭くなったためだ。横4・5メートル、縦1メートル、深さ30センチほどの池の前を通る近所の子どもたちが「カメさんだ」と喜んだ。カメも池の金魚やメダカに興味津々、のように男性には見えた。

 ところが4日後の30日、男性がいつものように昼えさをやり、夕方に池の掃除のため再び出向くと2匹の姿が見えない。周囲の茂みを探しても同僚に聞いても行方がわからない。

 逃げ出したり、カラスにさらわ…

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