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 スーパーで買った物を入れるカゴを盗む「カゴパク」が増えている。7月からレジ袋が有料になったため、客が会計済みの商品を店のカゴに入れたまま、持ち去っているとみられている。

 「7月は店のカゴが150個ぐらいなくなったんですよ」。埼玉県吉川市のスーパー「マルサン吉川店」の斎藤元宏店長はこぼす。会計済みの品物を入れる黄色のカゴには「持ち出し禁止」と印刷されているが、次々に持ち去られている。カゴを「パクる(盗む)」ことから「カゴパク」と呼ばれる。

 以前から盗まれることはあったものの、150個は半年でなくなる量。一つ300円なので、4万5千円の損害だ。

 斎藤店長は持ち去ろうとする客を引き留めたこともある。「万引きと同じですよ」と説いたが、「今度返すからいいでしょ」「(無料で提供されている)段ボールがなかったから仕方ないじゃないか」などと言い訳されたという。同じ埼玉県内の別のスーパーの店長も「カゴパクはかなり増え、ゴミ捨て場などでうちのカゴを見かける。1、2年に一度カゴの補充を検討しているが、今年は9月に買い足した」と打ち明ける。

 記者がマルサンの前で見ている…

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