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 捕鯨や鯨食文化について考える「全国鯨フォーラム」が11月26日、山口県下関市の海峡メッセ下関で開かれる。下関での開催は8年ぶりで、「日本一のくじらの街」を目指す市としては、格好のアピールの機会だ。鯨食離れが進むなか、市内では普及に向けた取り組みが熱を帯びてきた。

 フォーラムでは、全国の捕鯨ゆかりの自治体や団体から関係者が集まり、基調講演やパネルディスカッションがある。

 31年ぶりの商業捕鯨再開を受けて、鯨肉の消費を拡大し、流通の安定を図ろうと、下関市では5月に市鯨肉消費拡大推進協議会が発足。鯨料理を提供する市内の飲食店を増やすため、8月19日には鯨肉の取り扱いに精通した生産者を講師に招き、講習会を開いた。飲食店関係者ら30人程度が集まり、赤身などを試食しながら、理解を深めた。

 協議会ではフォーラムにあわせて、市内50店舗の参加を目標に、鯨料理を提供するイベントを計画。目印となるフラッグを店舗に表示し、機運を盛り上げる考えだ。青木光海会長は「鯨料理はグルメの街・下関の大きなコンテンツになる。一年中、鯨料理を食べる街にしたい」と話す。(貞松慎二郎

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