逮捕から海外逃亡まで常に電撃的だった日産自動車のカルロス・ゴーン元会長をめぐる事件の裁判が15日、東京地裁で始まった。政情不安のレバノンで暮らす元会長の姿はなく、被告席に立ったのは元側近。検察は国際包囲網により元会長が拘束される可能性を捨てておらず、主役不在の法廷で「元会長の罪」の一端を明らかにしたい考えだ。
「日産を発展させた傑出した経営者」「ルノーから日産の独立性を断固守っていた」
ゴーン元会長とともに役員報酬隠し事件で起訴された元代表取締役のグレッグ・ケリー被告(64)は、約15分間に及んだ罪状認否で、元会長の実績の強調に長く時間を割いた。
続いて行われた検察側の冒頭陳述では、「主犯の罪」を明らかにしようとする検察の意思がにじんだ。
「ゴーンの主導の下……」「ゴ…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:1072文字/全文:1399文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
メール送信に際しては、連絡先の住所・電話番号を明記ください。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。