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 京都府八幡市の石清水(いわしみず)八幡宮で天皇の使者(勅使)を迎える勅祭・石清水祭が15日、営まれた。下鴨、上賀茂神社の賀茂祭(葵祭)、奈良・春日大社の春日祭と並ぶ三大勅祭だが、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小した。

 祭神をふもとの頓宮へ移し、再び本殿へ戻すみこし行列(神幸の儀、還幸の儀)は、参列者が多くなるため中止。天皇からのお供えを奉納し、国と国民の平穏を祈る儀式(奉幣〈ほうべい〉の儀)も頓宮でなく本殿で行った。本殿で行うのは終戦の年以来、75年ぶりという。

 田中恆清宮司は「来年は例年通りできますように。あわせて疫病終息を祈っています」と話した。(小西良昭)