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インフルとの同時流行に備えた新型コロナ対策を 福岡県

山田佳奈
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 福岡県が、新型コロナウイルスの検査を無料で受けられる機関をかかりつけ医にも広げることなど、新たなコロナ対策を検討していることが関係者への取材で分かった。次の流行期を見据え、対策に取り組む方針。

 新型コロナ感染の可能性があり、医師が検査が必要だと判断した場合、身近なかかりつけ医などで無料で検査を受けられるようにする。保健所設置市を除く県内の医療機関を受診した人が対象で、11億円超を見込む。現在も医師が必要だと判断すれば無料で検査を受けられるが、帰国者接触者外来や指定医療機関などに行く必要があった。

 インフルエンザとの同時流行に備え、厚生労働省は今月上旬、都道府県などに新型コロナとインフル両方の診療や、PCR検査より短時間で診断できる抗原簡易検査などが可能な医療機関を「診療・検査医療機関」として指定する方針を示している。

 また、高齢者のインフルエンザワクチン予防接種無償化も検討。対象は県内在住の65歳以上か、60歳から65歳未満で心・腎・呼吸器の機能不全などの高度の慢性疾患を持つ人とする予定。

 新型コロナ感染防止策の徹底では、業種別ガイドラインに従って感染防止対策を実施している接待を伴う飲食店に、ウイルス対応の空気清浄機やサーモグラフィーカメラなどの備品の購入費として、1事業者あたり最大20万円(複数店舗がある場合は最大40万円)を助成する。

 自民党県議団は15日、小川洋知事に、季節性インフルエンザの流行期や忘年会・新年会シーズンのコロナ対策を求める提言書を緊急提出していた。(山田佳奈)