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「いじめを受けた」と感じ、学校に通えなくなった少年が、どんな思いを抱え、何を考えてきたのか。※5月に紙面掲載し、反響が大きかった連載をデジタル版向けに配信します。後編です。(少年の名前は仮名)

いま子どもたちは:いじめの過去と闘う【後編】

 千葉市立の小学校5年の秋。2階の教室の窓から、ぼんやりとグラウンドをながめていた。

 《死んだらそのままグラウンドの端に埋められるのだろう》

 そう思っていたことを、エイジさん(18)はいまでも鮮明に覚えている。同じクラスの男の子から集中的に暴力やいやがらせを受け、自分がクラスの一員ではないように感じていたころだ。先生は見て見ぬふりをしているように、自分には見えた。

拡大する写真・図版学校に行けなくなって、家で暴れるなどしていたエイジさん。当時の慰めは、父母と自転車で出かけることだった=2020年4月、千葉市、大久保真紀撮影

 「あのころは『死にたい』というより、僕はいつか学校の中で死ぬんだろうと思っていた。死んでも『そもそもこの学校にいなかった』と言われ、存在さえ消されてしまうんだろうと」

 当時は、その日1日を生きるこ…

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