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 ゆうちょ銀行は16日、決済サービスの「ドコモ口座」「PayPay(ペイペイ)」「LINEペイ」などを通じた不正な引き出しの被害が今年、109件・1811万円あったと発表した。

 ゆうちょ銀の口座と連携していた12サービスのうち、6サービスで被害があった。内訳は、NTTドコモのドコモ口座を通じた被害が82件・1546万円、ペイペイが17件・141万円、メルペイが3件・49万円、LINEペイが2件・49万円などだった。

 最初に発覚した「ドコモ口座」を通じた不正被害は、11銀行で145件・2678万円(16日時点)となっており、ドコモ口座での被害の多くを、ゆうちょ銀が占めていたことになる。

 第三者が決済サービスのアカウントを作り、なんらかの方法で手に入れた本人の情報を使って、ゆうちょ口座から不正にお金を引き出したとみられる。ゆうちょ銀は被害がなかった2サービスを除き、10サービスで新規の口座登録やチャージを停止している。

 同社の田中進副社長は同日の会見で「お客様に深くおわび申し上げる。明細をご確認いただき、身に覚えのない取引があった場合は連絡をしてほしい」と話した。