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 東出昌大は、少年時代から三島由紀夫を愛読していたという。三島の小説や戯曲を題材にしたオムニバス公演「MISHIMA2020」では「(死なない)憂国」に出演する。戦後を代表する作家が、若手俳優に与えたものは?

拡大する写真・図版三島由紀夫を語る東出昌大=日生劇場

 ――読んだきっかけは。

 文豪小説を一通り読んでみようと思って、その中で三島由紀夫が一番、くだけた言い方で言うと「はまった」人でした。好きな作品は数多いですけれども、「禁色」や「音楽」を青春期に読んで非常に感銘を受け、人に薦めていたように思います。東大全共闘との討論会が書籍化されたものでしたり、「不道徳教育講座」のような評論集も読んだように思います。

美文のセリフが生きる

 ――三島作品のどこにひかれたのでしょう。

 あの絢爛(けんらん)豪華で、でも緻密(ちみつ)なその文体に強くひかれたように思います。写実性の高さと言いますか、眼前にそういう光景が広がってるような。また、人物の心理描写にしても、この人ってこういう思考回路で、こういう結論に至ったのかっていうところが、非常に緻密に描かれていて、その美文が僕の性に合ったんだと思います。

 ――東出さんの世代にとって、三島という作家はどんなイメージですか。

 うーん、一般的なことは分から…

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