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 東京国立博物館(東京・上野)で、10月6日から開かれる特別展「桃山―天下人の100年」の一般入場料は2400円で、同館で開く展覧会の入場料としては「過去最高」となった。新型コロナウイルス感染防止のため入場者数を限定せざるを得ず、当初見込みより入場者数が減ることや、感染対策で人件費が増えたことなどが理由という。

 同館では従来、国内外の有名な美術品などを紹介する特別展でも、入場料は千円台だった。「桃山」展は安土桃山時代の美術を紹介する展覧会。コロナ禍のため、日時指定制で入場者数に上限を設けていて、当初見込みより入場者数が減るとみられる。同館によると、2400円の入場料は同館で開く特別展などでは最も高いという。

 展覧会のプロデュースも行う山下裕二・明治学院大学教授(日本美術史)は「この値段だと二の足を踏む人も出てくるのではないか」と指摘する。(千葉恵理子)