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 就任した菅義偉首相の妻・真理子さんは静岡県の旧清水市(現・静岡市清水区)の出身で、両親は食料品の卸業を営んでいた。関係者によると清水東高校から県内の大学を経て、横浜市の小此木彦三郎衆院議員(故人)の事務所で働いていた際に、当時秘書だった菅首相と出会ったという。

 真理子さんは「とにかく表に出てこないタイプ」だという。菅首相は9日にあった総裁選の候補者討論会で「奥様はどんな人か」との質問に対し、人柄には触れずに「出馬にあたって、支援を取り付けるのが一番苦労した」と語った。目立つ場に出ることは少ないが、支援者が国会を訪れた際は案内に付き添うこともあるという。

 真理子さんの兄の仲人で、菅首相から選挙応援を受けるなど交流がある自民党清水支部長の前沢侑・元県議は真理子さんを「控えめで、陰で支える人」としつつ、「立場に合わせられる。英語を学んでいたので、外交などの役割はきちんと果たすのではないか」と期待する。(矢吹孝文)